紅葉の時期には大賑わいの百名山雨飾山。
でも実は、深田久弥が登った頃、今の登山道は存在していませんでした。
じゃあどうやって登ったのかって?
荒菅沢を辿ったんですって。
そんな歴史にもちょっぴり思いを馳せながら、奥深き雨飾山の懐へと入っていきます。
なるほど、僕たちを頂へいざなう最も自然なライン。
そこには登山の対象としての雨飾山はなく、ただただ原始の自然があるような気がします。
調べてみると、「百名山」だから(なのか?)後から道を拓いたという山はかなりの数あるのですね。
深田久弥が見た風景と、今僕たちが登っている百名山の景色はかなり異なるのかもしれません。