月が1番きれいな夜に

「春は花、秋は月」とはよく言ったものです。

1年で月が1番きれいな夜をここで過ごせる贅沢に感謝して、

心静かに月を愛で

…といかないのは僕だけでしょうか。

満月の光を浴びると胸がドキドキして覚醒してしまうのです。

狼男か、あるいはサイヤ人のDNAでしょうか。。

小谷村が誇る雲上の湖畔で、アウトドアなお2人と秋をたっぷり味わってきました。

天狗原を見渡せるこの場所、好きなんです。

汗ばむような陽気に半袖で登っていく

やがて肌に触れる風はひんやりと冷たくなって、

いつしか陽の光があたたかく心地よく変わっていく

目に映る風景もなんだか彩り豊かになっていく

巡っていく季節の中に

かけがえのない今があるのだと

木々と風と太陽が語りかけてくるような気がしてくる。

沈みゆく夕日に冬の気配を感じるからか、

今この瞬間がとてもあたたかく離れがたい時のよう

それでも時は巡る。

そうだった、満月の日は、月の正面に太陽がくるのだ。

日が沈むと同時に月が昇ってくるのだ。

このバトンリレーの瞬間、世界に静寂が訪れるような気がする。

今度は月から太陽へ

静寂の瞬間に虹がかかる

豊かな時間でしたね。また来てください!