雨飾山の夜

ずいぶん長いこと、僕の日常風景の中にあって、

それでいて、いまひとつ心惹かれない山でした。

確かな存在感を持った山として僕の心の中育っていったのはいつ頃からだろう。

四季を通して登って、360度あちこちから登って、仲間と登って、家族と登って…そんな積み重ねの上のことだろうか。

…そう言えば、

この山で夜を過ごしたことが大きなきっかけのような気がする。

日帰りで行った山と泊まりで行った山とでは、心に宿る情景がずいぶん異なるものだ。

 

そんなことはさておき、残雪の雨飾山、きもちい〜