シーズンイン!

沢登りの旅する感覚が好きだ。

山の懐へと歩み入り、攀じり、火を囲み憩う、

月の光を浴び、水の音を聞き、眠りにつく。

目覚め、また奥へと分け入ってゆく。

 

いつもは少しずつ山へと馴染んでいくものだが…

この谷には存在感のある滝が門のように構えている。

この滝を越え、初日の寝床に着く頃には深山の奥まで来たような気分になり、一気に野生が目覚めるような感じがする。

毎年足を運びたくなる理由なのかもしれない。

ゲストの特別な日を沢でお祝い。

焚き火でケーキをつくったのは初めてだったけど、なんとか形になったかな…